アマトリチャーナ

アマトリチャーナ

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アマトリチャーナとは。


「アマトリーチェ風」という意味の名の通り、イタリアのアマトリーチェという村が発祥のパスタ料理です。

アマトリーチェは現在、ローマがあるラツィオ州に属した村ですが、第二次世界大戦前までは隣のアブルッツォ州に属していたため、アマトリチャーナはどちらの州でもよく作られているようです。

この村はアペニン山脈中の盆地にあり、もともとは牧草を求めて旅をする羊飼いたちが食べていた料理だと言われており、トマトがイタリアに伝わる以前は豚肉と玉ねぎを炒めた所に茹でたパスタを和え、羊のチーズをかけて食べていたと言われています。

その場合は、アマトリチャーナ・ビアンカや、グリーチャという名前になります。

アマトリチャーナは、トマトソースに豚の脂がたっぷりと溶け込んでおり、仕上げに羊乳で作ったペコリーノ・ロマーノというセミハードのチーズをたっぷりと削りかけるため、シンプルな材量でありながら非常に濃厚なソースとなります。

そのためパスタは太めのブカティーニや、リガトーニなどのショートパスタを使うことが多くなりますが、今回の僕のレシピでは、スパゲッティー(1.7mm)を使い、トマトソースはトマトの酸味を飛ばし過ぎないように少し浅めに煮込んで作っています。

それと、グアンチャーレが手に入らなかったため、ジョールベーコンを代用して使っています。

ジョールベーコンというのは沖縄でのみ店頭に並ぶ食材で、豚の首肉で作る脂身の多いベーコンです。

豚の首肉というと、いわゆる「豚トロ」と言われる場所で、部位としてはグアンチャーレと同じなので、僕はジョールベーコンをグアンチャーレの代用品として頻繁に使っています。

楽天などでは「豚トロベーコン」として売られているので興味のある方はどうぞ。

 

沁み出た豚の旨みと炒めた玉ねぎの甘みが溶け込んだおいしいアマトリチャーナを、ぜひ一度味わってみてください。




 

 

材量(2人分)


  • スパゲッティー…160g
  • ホールトマト缶…400g
  • ジョールベーコン(またはグアンチャーレ、パンチェッタなど)…60g
  • 玉ねぎ…60g
  • にんにく…1かけ
  • 赤唐辛子…1本
  • ペコリーノロマーノ…10g
  • オリーブオイル…適量
  • 塩…少々
  • こしょう…少々

作りかた


  1. スパゲッティーを茹でるお湯を沸かす。
  2. ジョールベーコン(60g)を太めの拍子木切りにする。
  3. 玉ねぎ(60g)をスライスする。
  4. にんにく(1かけ)は叩き潰す。
  5. 赤唐辛子(1本)はヘタの部分を少し切り取り、種を取り出す。
  6. フライパンにオリーブオイルとジョールベーコンを入れ、火にかける。(弱火)
  7. じっくりと肉の脂と旨みを溶けださせる。
  8. ジョールベーコンがカリカリになったら赤唐辛子とにんにくを入れ、にんにくが香ばしく色付くように炒める。
  9. 玉ねぎを加え、うすく色付くまで炒める。
  10. ホールトマト(400g)を加え、果肉を潰し、塩・こしょうで下味をつけてしばらく煮る。
  11. スパゲッティー(160g)を茹で始める。
  12. スパゲッティーが茹で上がる直前にトマトソースの味を見て、パスタのゆで汁で濃度を調整し、必要に応じて塩を加えて味を決める。
  13. 茹で上がったスパゲッティーをフライパンのトマトソースに加え、火から外して和える。
  14. 皿に盛り、ペコリーノ・ロマーノ(10g)を削りかけて完成。

 

※アマトリチャーナと一緒に次の料理はいかがでしょうか。

 




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