スパイシーフライドチキン

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フライドチキンは意外とうまくいかない


「人気があるのにいざ作ると意外とうまくいかない料理」の代表取締役を務めるフライドチキンは、

「作るよりコンビニで買った方がよっぽど旨い料理」の相談役も兼任している事で有名ですよね。

子供はフライドチキンがお弁当に入っていると喜び、

大人はビールを飲みながらかぶりつくフライドチキンで幸せになれるというのに、

当のフライドチキンが奇抜な職に就いているせいで、料理をする側が毎回ほんの少しの不安を抱えるというジレンマがあります。

「ちゃんと火通ってるかな!?」

「揚げ過ぎて固くなってないかな!?」

「味薄くないかな!?」

みたいな。

フライドチキンは出来上がるまで味を見ることができない為、たまにうまくいき、次回また失敗する。

そんな事を繰り返しがちです。

 

でも大丈夫。

理窟を知れば毎回うまくいくはずです。

この記事を最後まで読んで、おいしいフライドチキンで幸せになっちゃってください。

 

※なお、今回のレシピは「スパイシー」なフライドチキンになっており、使う鶏肉の部位が「手羽中」になっていますが、辛くしたくなければチリペッパーと七味を使わなければ良いですし、他の部位でも同じ材量と工程でおいしく作れるはずです。(漬け時間と揚げ時間は肉の大きさによって異なります。)

ぜひお試しください。

 




材量(2~3人分)


  • 鶏手羽中…400g
  • 醤油…大さじ1(15cc)
  • ごま油…大さじ1
  • 酒…大さじ1
  • おろし生姜…小さじ1
  • おろしにんにく…小さじ1
  • チリペッパー…小さじ2
  • 塩…小さじ1
  • こしょう…少々
  • 片栗粉…適量
  • 七味唐辛子…少々

作り方


  1. 鶏肉(400g)をボウルに入れ、調味料(七味唐辛子と片栗粉以外)を揉み込み、一時間以上冷蔵庫で馴染ませる。
  2. 常温に戻し、揚げ油を170℃に温める。(箸を入れると細かい泡が勢いよく出る温度)
  3. ボウルに片栗粉を入れ、味の馴染んだ鶏肉をまぶしつけて揚げる。
  4. いくつかの鶏肉を入れたら火を弱火~中火に落とし、中温程度でじっくり揚げる。
  5. うっすら色付いてきたらいったん取り出して、残りの鶏肉を順次揚げて行く。
  6. 少し休ませて(1~2分ほど)、油の温度を高温にして再び揚げる。
  7. こんがり色付いたら油を切る。
  8. 皿に盛り、七味唐辛子を振ってアツアツのうちにいただく。

コツと注意点


2度揚げの意味

フライドチキンやから揚げのレシピを見ると「2度揚げ」をする工程をよく見かけますが、何のために2度揚げをするのか理由を理解しているでしょうか。

これを一言で説明すると、「加熱しすぎずに中まで火を入れるため」です。

一見矛盾してそうな言い回しですが、全く矛盾していません。

 

まず、油で揚げる調理方法というのは、食材の表面と内部の温度差がとても大きい事がメリットでもありデメリットでもあります。

 

食材を180度という高温の油で揚げると食材の表面は当然180℃に近い温度まで上がりますが、内部は100℃以下である事が多く、骨付きの鶏肉や表面から中心までの距離が遠い(大きめの鶏肉など)火の入りにくい食材の場合、外はこんがり焼けているのに中だけが生焼けになる事があり、、逆に生焼けを防ぐために油の温度を少し下げて長時間揚げ続けると、今度は加熱のし過ぎで肉が収縮し、肉汁を絞り出してしまって固くパサパサな仕上がりになってしまうのです。

肉類のたんぱく質は過熱しすぎると収縮する性質があるからです。

なので、それを解決するために「余熱」を利用します。

イメージで言うと、

  1. あまり高くない温度でゆっくり揚げ、(1回目)
  2. その余熱(柔らかい温度)で中まである程度火を通し、(休ませる時間)
  3. 高温で揚げてサクッとした食感と香ばしさを作る。(2回目)

という感じです。

各工程には意味があり、それぞれ加熱の目的が違うのです。

 

では、おいしいフライドチキンを作ってください。

 




 

※フライドチキンと一緒に、次の料理はいかがでしょうか。

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