子供がピーマンを嫌うのは理由があった。

子供がピーマンを嫌うのは理由があった。

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子供がピーマンを嫌うのは理由があった。


苦い野菜

こんにちは。kazです。

この記事では、子供がピーマンを嫌がる理由と、嫌がるピーマンをムリに食べさせなくてもいいんじゃないか?という僕の持論をお話します。

※ちなみに、うちには小学生2人と保育園児1人がいますが、小学生の2人はピーマンが入った野菜炒めやチンジャオロースーなどもよく食べてくれます。

さて、子供に苦みのあるピーマンや葉野菜なんかを食べさせる事に、みなさん苦労されているようですね。

我が家にも保育園児1人と小学生の子が2人いて、やはり下の子はピーマンをスムーズに食べてくれません。

それでも僕たち親は「ピーマンには栄養があるからなんとか食べさせよう!」といろいろ工夫しますが、細かく刻んで料理にしれーっとしのばせても、子供たちはとても器用にピーマンだけを小さなお口からペーッと吐き出しますw

そして僕たちは、「ちゃんと好き嫌いしないで食べなさいっ!」と叱る。

でも、ピーマンを食べない子供に叱りつけている僕もあなたも、子供の頃はおそらく同じようにピーマンなどの苦みのある野菜を食べなかったはずです。

僕が子供の頃は、親に「時計の長い針が8になるまでに食べなかったら外に出すよっ!」と怒られ、実際に泣きわめきながら真っ暗い外に引きずられて何分か家に入れてもらえない事もありました。

今でもよく覚えていますが、もうね、すんごい恐怖ww

親は子供が苦みを嫌う理由をよく考えていないんです。

ただのわがままだと。

でもね、違うんですよ。

小さい子供は基本的に、苦いものは食べません。

では、それはどうしてでしょうか。なにか理由があるはずです

子供が苦みのある野菜を嫌う本能的な理由とは。


人の味覚というのは生きていく上でとても大切な感覚です。

舌には味蕾(みらい)という器官がありますが、味蕾は口に入れたものの味の情報を脳に伝える役割を担っています。

「これは甘いぞっ!きっと糖が含まれている。エネルギーの素になるからもっと食べろ!!」

「んっ?これは辛い!刺激物だ!気を付けろ!!」

みたいな。

脳は、口に入ったものが生命活動にとって必要か、あるいは危険かどうかを味で判断しているのです。

人が感じる味には、甘み・旨み・塩味・酸味・苦み・辛味などがありますが、その味にはそれぞれ違った役割があり、それぞれの使われ方をしています。

  • 甘みはエネルギーのシグナル
  • 旨みはたんぱく質のシグナル
  • 塩味はミネラルのシグナル
  • 酸味は腐敗のシグナル
  • 苦みは毒物のシグナル

などなど。

辛味はじつは味ではありません。辛味は痛みです。なので、脳には本来、危険なものとして判断されます。

大人になっても辛いものが苦手な方っていますね。それは本能的に正しい事です。

基本的に人は、小さな子供の頃は辛い物が苦手なものです。

脳が危険だと判断するからです。

ですが、大人になるにつれて学習し、「おいしい」と感じるようになっていきます。

そして、苦みもしかり。

「苦み」は先述したとおり、「毒物」のシグナル。

味に対して敏感な子供の脳は、やはり苦みを危険なものだと判断し、避けようとします。

そして、やはり大人になるにつれて学習し、おいしく感じるようになっていきます。

それでも子供に、ムリに苦い野菜を食べさせる必用あるのかな!?


この事実を知って、僕は子供たちに苦い物を無理に食べなさいと言う事をやめました。

だって苦痛でしょう。

子供は脳から「危険だ」という信号が送られ、反対に親からは威圧的に「食べなさい」と叱られるというジレンマに陥っているわけです。

子供の気持ちを代弁して言うと、

「どうして辛い物は無理に食べなくていいのに苦い物は食べなきゃいけないのか」

という事になってきます。

しかも、「苦い物には栄養がある」と言いながら僕たち大人は、苦い物にどういう種類の栄養があるか知らず、ましてやその立派な栄養が体内でどういう使われ方をされているかなんて全く答えられません。

子供に説明ができないんです。

だから僕たち大人も学ばなくてはいけません。

子供は野菜を食べないでいいと言っているわけではなく、大人が学ばなくてはいけないのです。

例えば、ピーマンの「苦みそのもの」が体にとって必要なのか。

ピーマンは夏野菜であり、夏野菜には暑い夏を乗り越えるためのビタミンやミネラルが豊富である事や、

その必要なビタミンやミネラルは、苦くない野菜にも含まれてはいないか。代わりの物はないか。

という事などです。

あるいは、子供にとって食べやすくする調理法や、

子供の気分を盛り上げ、楽しい雰囲気を利用すれば苦いゴーヤーだって食べてくれるかもしれません。

おわりに。


僕がこの記事で言いたい事は、

物事をよく知らないまま、親という立場の圧力を利用して子供に嫌がる事を押しつける事は良くないという事です。

だって子供だって子供なりにちゃんと頑張っているんだから。

親である僕達はさらに頑張っていなくちゃな。って思います。

お互いに。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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