子供連れで行くキャンプの料理は簡単な料理が一番いいって話。
こんにちは、kazです。
この記事では、
「これから家族でキャンプやバーベキューに行く予定があるけど、でもアウトドア料理っていったい何を作ればいいんだろう・・・料理苦手なんだよなぁ・・・」
みたいな悩みを抱えている方や、
「せっかくのキャンプなんだから、みんなのテンションが上がるとびっきり旨い料理を作ろう!」
と、ちょっぴり凝ったおいしそうなレシピを探している方にオススメする、僕なりのアウトドア料理についての考え方を体験談を含めてお話します。
そして、そのあとに僕がオススメする簡単なアウトドア料理もいくつか紹介するので、ぜひ一度読んでおく事をオススメします。
家族キャンプで一番重要な事は凝った料理ではなく、最終的に振り返ったときに「今回のキャンプは最高だった」と思えるかどうかです。
キャンプやバーベキューへ行く前にアウトドア料理をいろいろ検索するのはとても楽しいものです。
ネットや本には魅力的なレシピが読み切れないほどたくさんあり、どれもすごくおいしそう。
ダッチオーブンを使ったピザやアクアパッツァ、ビア缶チキンやパエリアなど、みなさんすごいレベル高くてすごいなぁ。と思います。
しかし、正直言って僕は、家族(子供連れ)でキャンプに行くときはそこまで気合い入れて凝った料理はしません。というか、できません。
その理由として大きな問題は2つあります。
1つめ。「荷物の問題」
凝った料理にはそれなりの機材や材料、調味料など、調理に必用な物がたくさん必用になってきます。
キャンプに行く際にはテントやバーベキューグリル、大型のクーラーボックスなどの大きな荷物がたくさんあり、子供連れだとそれに加え、たくさんの着替えだの遊び道具だの、そのほかまだ見えていない必用なものが細々とたくさんあります。
個人的な話ですが、僕のウィッシュ(トヨタ)は毎回荷物でパンパンになり、もうそれ以上積める余白はナシという状態。
もっと大きな車をお持ちの方はそれなりにたくさんの荷物が積めると思いますが、荷物が多いという事はその分準備が多くなり、それは同時に片付けるものも多い事を意味しています。
疲れて帰ったあとに山のような荷物の片付けが待っているのです。
キャンプでの荷物の量は、充分考慮するべき問題だと思います。
2つめ。「時間」
今やキャンプ動画でも有名になったお笑い芸人のヒロシさんは、「キャンプは不便を楽しむもの」だと言っていました。
僕はその意見に同感です。キャンプやバーベキューというのは、間違いなく不便なのです。
最近話題のグランピングはかなり快適なキャンプだと思いますが、それは自然の中で快適に過ごせるように事前の準備を徹底的に済ませているからで、実際にはその準備や片付けにすごい労力が使われています。
一般的なキャンプは基本、不便なもの。
しかし、その不便な環境を家族のために最低限整える必用があり、それに時間がかかります。
その環境を整える作業ごと楽しめる点がアウトドアの魅力の一つだと思いますが、ちょっと想像してみてください。
凝った料理をする時間はありそうですか?
凝った料理をして、何かがないがしろにならないでしょうか。
子供はあなたと遊びたがるはずです。
子供にとって凝った料理はあなたと遊ぶ時間ほど貴重なものではありません。
そもそも、今回のキャンプは子供を喜ばせるためのキャンプではなかった?
僕は、子供と遊ぶ時間を削ってまで凝った料理をしたいとは思わないのです。
だから簡単な料理がいいと。
では、キャンプでの簡単な料理にはどういう料理があるでしょうか。
家族(子供連れ)で行くキャンプにオススメな簡単な料理とは。
ここまで読むと、「じゃあ何を作ればいいんだ!!」って思いますよね。
そこで、僕が前回のキャンプで作った簡単な料理を紹介します。
朝食
トースト。鉄板にバターを溶かして焼いたトーストは絶品です。外で食べるからシンプルなトーストでもすごくおいしく感じます。もし余裕があれば、サンドイッチ用の薄切りの食パンにピザ用チーズをたっぷりサンドしてバターで両面焼けば、おいしいグリルドチーズができあがります。お試しを。
目玉焼き。まぁ、紹介するまでもありませんが、キャンプに卵を持って行く発想がなかった方のために。先ほどのトーストに目玉焼きをのせ、醤油を垂らしてパンを二つ折りにしてかぶりつきましょう。
ハッシュポテト。これも簡単焼くだけでおいしいですね。子供が喜ぶ朝食になるでしょう。
お昼ごはん
やっぱりキャンプなので、お肉が食べたいですよね。写真は僕が考案した「子供も食べれる辛くないスパイシーチキン」です。レシピはこちら→[鶏肉レシピ] 子供も食べられる辛くないスパイシーチキンのレシピ
レシピ記事ではオーブンで焼く事を前提として書いていますが、アウトドアでは熱源が違うだけで、記載されている通りの味付けをして持って行けば、現地では焼くだけの簡単な料理です。ぜひお試しを。
スペアリブ。スペアリブも上記の通り、タレに漬け込んで持っていけば現地では焼くだけです。おすすめ。レシピはこちら→極旨スペアリブのグリルのレシピ
焼き野菜。切って洗った野菜をボウルに入れ、オリーブオイルと塩を少々からめて炭火で焼けば、絶品の焼き野菜ができます。オイルと塩は必須です。
豚バラのオレガノ焼き。豚バラは脂が多いので直火で焼くには向いていません。煙や炎が上がってすぐに焦げてしまいます。ですが、豚バラは柔らかいので子供には大人気です。なので、小さめのスキレット鍋でオレガノと塩を振って焼きましょう。子供から大人までおいしく食べられると思います。
あと、写真はありませんがお昼前後に現地に到着する場合は調理のいらない冷やしそうめんもお勧めです。そうめんを茹でて持って行けばすぐに食べれるので便利です。
そして、子供はこういうとき野菜が不足しがちになるので、我が家では家で普段はあまりやらないトマトの丸かじり!とか、ちょっと楽しんで野菜を食べられる工夫をしています。果物多めにあげるとか。子供はたのしい事大好きなので。
夕飯
日が暮れてくると暗さで料理がしづらくなってくるので、暗くなる前に料理を終える事ができるカレーやハヤシライスのような作り置きできる料理がオススメです。暗くなっても温めるだけなので安心ですよ。
この記事のまとめ
以上、子供連れで行くキャンプの料理は簡単な料理が一番いいよという話でした。
この記事で僕が言いたかったことは、要するに「アウトドアでは、いろんな意味で余裕を持ちましょう」という事です。最終的に楽しかったかどうか。ここが一番重要なので、もしも子供が料理好きなら一緒に凝った事をしても楽しいだろうし、そうでないなら別の事ができるように余裕を作っておくべきです。
では、気をつけていってらっしゃいませ♪
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。